福岡ソフトバンクホークスは4日、選手育成を目的として、第 22 回みやざきフェニックス・リーグの一定期間に、NPB ウエスタン・リーグ、イースタン・リーグの各球団へ、育成2選手を派遣することを発表しました。
◎佐倉俠史朗 選手
派遣球団:くふうハヤテベンチャーズ静岡
◎中澤恒貴 選手
派遣球団:オイシックス新潟アルビレックス・ベースボールクラブ
派遣期間はともに、今月6 日~23 日までとのこと。
くふうハヤテに派遣されることになった佐倉選手は、「チャンスが増えるのは嬉しい」と頷きました。
球団から話を貰った時には「もちろん、ホークスでチャンスを貰いたかったけど、チャンスが増えるのなら行きたい」と素直な気持ちを伝えたといいます。
主戦場は3、4軍でしたが、非公式戦ではチームトップの12本塁打をマークしました。9月13日に2軍公式戦デビュー。スタメン起用されると、4打数2安打と一発回答!出場はこの1試合に終わりましたが、存在感を示しました。
「ホークスと戦う時は絶対打つ!あと、中澤と対戦する時は中澤より打つ!」と力強く目標を語ってくれました。
くふうハヤテとホークスの試合は17日(ひなたひむか)に予定されています。


オイシックスに派遣される中澤恒貴選手は、「めちゃくちゃチャンスだと思いました。ホークスは層が厚いし、オイシックスに行った方がいっぱい経験詰めると思うので、プラスにしか捉えていません。試合に出て、いろんなもの経験して、課題もたくさん出ると思うので、来シーズンまでに見つけられたらいいなと」と頷きました。
2年目の今季は7月に2軍デビューすると、22試合に出場。打席数は58ですが、打率は.327と健闘。ステップアップの1年でしたが、最後の最後、2軍の”優勝争い”でメンバーから外れたことに悔しさを抱いていました。
「結果を出して、課題を見つけて、来季ひと回り大きくなって支配下になれるように頑張ります」と意気込みを語ってくれました。
ホークスとの対戦は11日(生目第二)に予定されています。


金子圭輔3軍内野守備走塁コーチは「うちとしても初の試みだし、良いことですね。いつもCSいくから(1軍選手の調整の場になるため)なかなか若手が出られないこともあるし、良い機会」と話していました。
18日間ではありますが、19、20歳の2人にとっては1つの挑戦でもあります。2選手がこの貴重な実戦機会を生かし、来年の更なる飛躍へと繋げて欲しいですね。応援しています!