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大江竜聖10年目の挑戦!新天地で捨てた”アンコンシャスバイアス”

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公開日:2026.01.11

移籍して初めてのオフは、筑後で精力的にトレーニングに励んでいます。

5月にリチャード選手とのトレードで、秋広優人選手と共に読売ジャイアンツから福岡ソフトバンクホークスに加入した大江竜聖投手。

オフの自主トレは「まだ勝手が分かっていないので、慣れるためにも」とファーム本拠地の「HAWKSベースボールパーク筑後」で単独で行っています。「普通に施設も良いので困らないです」と充実した様子です。

オフのテーマは「全体的なレベルアップです。じゃないと、結果残せないと思うので」と危機感も滲ませながら、自分に厳しく取り組みます。

キャッチボールでは1球1球、フォームを確認する姿も。「フォーム自体も変えています。いろいろ試しているところです」と大江投手。昨年11月の秋季キャンプでは動作解析も行いました。それを踏まえて、自分に合ったフォーム、身体の使い方を研究しています。

投球時、踏み込んだ前足を止める力に弱さがあったといい、「強く止める意識で重点的にやっています」と明らかになった課題の克服に取り組みます。

新天地での挑戦、捨てた”思い込み”

また、「今までで1番やっています」と胸を張るのがウエートトレーニングです。

「実は今まであまり上半身のウエートはやってこなかったんですけど、やるようになって、その分、筋量も増えています」と大江投手。移籍後、今まで以上に取り組むようになったトレーニングについて語ります。

「杉山(一樹)さんとかすごいので。それを見習って始めました。今まで、(上半身は)やらず嫌いでした。あまりやると動きが悪くなると思っていたけど、思い込みは良くなかった。いろんなことに挑戦してみないと分からないなと思えました」

ホークスに来て、大きく変わった考え方の1つでした。

上半身を筋力アップすることで、肩周りの可動域が狭まることを恐れていました。また、シーズン中に関しては、いつ投げるか分からない中継ぎ投手にとって、コンディションの維持向上は簡単ではありません。高負荷のウエートトレーニング後は、疲労や張り感で高いパフォーマンスが出しづらい可能性もあります。

しかし、「杉山さんとか試合前にもウエートやってますし、野手でも周東(佑京)さんとか試合前にウエートしても普通にプレーしていて、『え?すごー!』と思ったんです。完全に僕の思い込みでした」と新天地でハッとする光景でした。

ジャイアンツ時代、2軍監督を務めていた桑田真澄氏に「バイアスとアンコンシャスバイアス」について話をされたことがあったといいます。

「その時はなんだろうと思ってたけど、球団変わって、思い込みとかそういうのが無意識であったんだなと思いました」と大江投手は移籍を経験し、環境が変化したことで、大きな気付きがありました。

「アンコンシャスバイアス」とは、無意識に”こうだ”と思い込むこと──。

「上半身を鍛え過ぎると肩周りの動きが悪くなる」
「試合前にウエートトレーニングするとパフォーマンスに影響する」

など、無意識のうちに”こうだ”と思い込んでいたことに気が付きました。

新たな学びがある福岡での日々に「刺激があります。楽しいですよ」と笑みを浮かべた大江投手。

今季がプロ10年目となる左腕。新たな挑戦に、自身のさらなる伸び代を感じています。2026年、レベルアップした姿を見せてくれるはずです。

Writer /

上杉 あずさ『班長』

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