右肩コンディション不良でリハビリ調整を行ってきた福岡ソフトバンクホークスの宮里優吾投手が3軍戦で実戦復帰しました。
3月26日、タマスタ筑後で行われたホークス3軍と日本経済大学の試合。宮里投手は0-0で迎えた8回のマウンドに上がると、先頭打者を3球三振、続く打者を二ゴロに抑えました。その後、連打を許すも、最後は二ゴロ。1回無安打無失点でした。
オイシックス新潟アルビレックスBCに派遣されていた昨季9月28日以来、約半年ぶりのマウンド。
「長かったですけど、一安心ですね。第1段階ですけど、最初にしては良かった。欲を言えば、150キロ出したかったけど、149は出たので順調かな」と振り返ります。

“大逆転支配下”へ…プレッシャーを力に
2軍で結果を残し、支配下昇格まであと一歩のところまでアピールした昨季。今年は春季キャンプA組入りも期待された中で、C組スタート。自主トレで追い込み過ぎたことが祟っての調整遅れでした。
さらに、キャンプ中に右肩のコンディション不良でリハビリ組となり、当初の予定より時間がかかりましたが、ようやくたどり着いた今季初実戦。
今年こそ支配下登録を目指す右腕にとっては、もどかしいスタートでした。しかし、宮里投手は一喜一憂せず、先を見据えて黙々と自身のやるべきことに取り組んできました。
力を入れてきたトレーニングの成果もあり、身体は絞られています。「元々、体脂肪が多かった」という右腕は、昨季新潟に派遣されている期間、環境の変化で体脂肪率が落ちたといいます。すると、身体の操作性が上がったことを実感。オフも食事やトレーニングに力を入れ、パフォーマンス向上を目指してきました。

ここまでC組、リハビリ組で過ごしてきましたが、「今は焦るというより、ビッグチャンスなので、僕しかいないと思ってやっています」と力強く語る宮里投手。
「みんな、僕が今どれくらい投げられるか分からないと思うし、リハビリから一気にいきますよ!」と虎視眈々、上だけを見てやってきました。
「中継ぎは今、チャンスなので。今年支配下に上がらないと恥ずかしい。それくらい自分にプレッシャーをかけています」
“強気”な言葉は自分自身への檄でもありました。自らを奮い立たせるようにプレッシャーをかけ、支配下登録を掴みにいきます。
「首脳陣に『僕しかいない』と思わせるように、ここからどんどん上げていきます。藤井(皓哉)さんがトミー・ジョンしたし、(同じ育成右腕では)大竹(風雅)さんとかロド(ルイス・ロドリゲス)が投げているけど、『やっぱり宮里だろ!』と言われるように。去年の成績とかも踏まえて、期待してもらっているのは分かっている。一気に支配下上がれるように大捲りします。自信持って言います、今年は宮里の年です」
強気で頼もしい言葉の裏にある、やってきた自信と覚悟。大捲りして大逆転支配下へと駆け上がる姿を楽しみにしています。
