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前田純が実戦復帰!貫いた”マイペース”調整の思い

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公開日:2026.03.08

福岡ソフトバンクホークスの前田純投手が、約7か月ぶりに実戦復帰を果たしました。

鹿児島県内で開催中の「薩摩おいどんリーグ2026」。ホークス3軍は3月7日、社会人野球の強豪・トヨタ自動車と薩摩川内市総合運動公園野球場で対戦しました。

前田純投手は、1点を追いかける8回からマウンドへ。30球の球数制限の中、2回を投げて無安打無失点。最速は139キロながら、3つの三振を奪うなど持ち味を発揮しました。

まずは「無事に投げられて良かった」と安堵した前田純投手。1イニング目は、変化球を織り交ぜながらトライし、2イニング目は自身の持ち味の直球を生かした投球。テーマを持って挑んだ復帰戦で、しっかり結果も残しました。

9回に味方打線が逆転に成功したことで、今年の3軍戦最初の”勝利投手”にもなりました。育成ルーキー時代に3軍で2桁勝利、翌年2軍で最多勝のタイトル獲得と今まで重ねてきた”勝ち運”の強さも、早速復活でしょうか。幸先の良い復帰戦となりました。

長引いたリハビリ生活を経ても、貫いた”マイペース”

自身初の開幕ローテーション入りを果たした昨季は、1軍で2勝を挙げました。しかし、6月18日の広島東洋カープ戦で先発したのを最後に出場選手登録を抹消され、その後は2軍で汗を流しました。

再びの1軍昇格を目指していましたが、左肘の違和感で8月以降はリハビリ組に移管されました。結局、7月26日のウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦が最後の登板となっていました。

そこから、長いリハビリ生活となりました。

今春は筑後のC組でキャンプイン。精力的にブルペンに入ったり、打者相手に投球したりと、ようやく実戦復帰への光が見えてきました。

それでも、前田純投手は浮き足立つことはありませんでした。宮崎行きへの意欲は良い意味で見せず、”マイペース”を貫きました。

「シーズンに1年間携わる、投げ切ることが大事だと去年感じたので、今焦ったところでまだ始まってもいないので。途中でバテないように、幹から大きくしていきたい」

A組では開幕ローテ争いが繰り広げられていたため、焦りを感じてもおかしくありませんでしたが、左腕は冷静でした。

「去年はスタートは上手くいったけど、スタートにピークが来ていた。スピード的にも球の強さ的にも最初の方が良かった。それじゃダメなので、身体の使い方から、ドリルとかで徐々に変えていければ、理解して強い球が投げられると思う」

これまでのフォームでは、自分の思っていた以上に、肘に負担がかかることに気付きました。オフに松本晴投手と訪れたアメリカのトレーニング施設で良いキッカケを掴み、「体幹から繋げて、勝手に腕が振られる投げ方」を模索してきました。

キャンプ中、「元々は肘から投げていたけど、しっかりと身体から投げられて、強さの出し方が変わったのでいいかなと思います」と手応えを感じていた前田純投手。

自分のやるべきことに集中し、「いい選手がいっぱいいるけど、自分中心に生きてます」と”まえじゅん”らしく前を向いて、取り組んできました。

じっくりと先を見据えてトレーニングを重ね、ようやくたどり着いた実戦復帰。試合後は、やはり充実感に満ちた表情をしていました。

「1軍の舞台に戻って、しっかりとローテーションに入り込んで、守り抜いて、1年間過ごしたいです」

力強く語った前田純投手。パワーアップした姿で、1軍ローテ入りへ再び這い上がる姿を心待ちにしています。

※後ほど、投球映像とインタビューを掲載予定!

Writer /

上杉 あずさ『班長』

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