9月8日、リハビリ組の4選手がブルペン入りしました。
まずは、藤原大翔投手(飯塚高 – ソフトバンク育成ドラフト6巡目・24~)。5月に支配下登録を勝ち取った右腕でしたが、その後、右肘を痛めてリハビリ調整が続いていました。この日は怪我で離脱後、初のブルペン投球。
「フォーム、バランス意識だったんですけど、結構指にかかるボールも多かったので、スムーズに投げられたかなと。良かったです」と安堵しました。
傾斜での投球は久しぶりでしたが、スローイング再開後は、傾斜でのシャドーなども積極的に行ってきたため、違和感なく入れたといいます。
投げられない期間は、ストレスも溜まりましたが、黙々とトレーニングに力を入れてきたことで、「分厚くなりましたかね、おそらく」と身体は確実に進化。
その成果もあってか、5、6割の力感でも「結構、強く押せていました。最近は前腕とかも結構トレーニングやってるんですよ。だからそれもあるかな」と手応えを口にしました。
パワーアップして復帰するべく、コツコツと前進中です。


昨年9月18日に右肘トミー・ジョン手術を受けていた育成4年目の岡植純平投手(飾磨工業高 – ソフトバンク育成ドラフト5巡目・23~)。手術から今月で丸1年です。
春季キャンプ中、両足のハムストリングスの負傷もありましたが、5月下旬からは傾斜での投球を再開。6月にはブルペンで7割程度での力感で安定して130キロ前後の球を投げられるところまで回復しました。
しかし、球速が135キロ前後で停滞したこともあり、一度リフレッシュ期間を経て、再びブルペンへ。この日は、「バランス意識して投げたつもりだったけど、あんまりでした。良い時もあればあまり良くない時もありますね」と波はありますが、自分と向き合いながら、一歩ずつ。


育成2年目の塩士暖投手(門前 – ソフトバンク育成ドラフト13巡目・25~)は、3月8日に3軍戦で今季初登板した後、右肘の炎症でリハビリ組へ。右肘靭帯の部分損傷が見つかりました。
手術の勧めもありましたが、「去年も3軍でちょっとしか投げていないし、今年もまだ1試合。瀬戸際に立っている。もう(契約を)切られてもおかしくないので」と強い危機感を抱き、強い意志で保存療法で回復を目指す決断をしました。
ノースロー期間も経て、6月5日には3月以来の立ち投げまで漕ぎ着けましたが、一進一退。そして、8月末に初めて捕手を座らせてブルペン投球。ようやくここまでたどり着きました。
リハビリ中に熱心に取り組んできたウエートトレーニングの成果もあり、フィジカル面は上がる一方。あとは、強く大きくなってきた身体にピッチングが馴染んでいけば、更なるパフォーマンスが期待できそうです。
まだ身体の進化と実際の球速にギャップがあるようですが、患部はもう問題なし。まもなくライブBPに登板できそうとのことです。


育成2年目の河野伸一朗投手(宮崎学園 – ソフトバンク育成ドラフト5巡目・25~)は、入団直後の昨年4月にトミー・ジョン手術を受けました。当初、復帰過程は順調でした。4月末に復帰戦となる“プロ初登板”を目標としていましたが、左肘に違和感を覚え、ノースローに。
しかし、再び立ち上げる中で、ブルペンでは147キロを計測するなど、確実に進化を遂げている実感がありました。7月末の復帰を目指してきましたが、今度はライブBP目前で左肩に痛みが。
復帰直前で振り出しに戻る、というのが2度も続き、「現実は甘くない」と非常に苦しい時間を過ごしました。
そして、9月4日に再びブルペンで投げ始めました。中3日で2度目だったこの日は、「思ったよりバランスよく強い球が投げられたかなっていう感じではあります」と頷き、手応えも感じていました。
さらに、見るからに幹が太くなった河野投手ですが、2か月で3キロ増量し、90キロに。逞しくなった左腕は今度こそ、3度目の正直へ──。


