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笹川吉康が初のファーム月間MVP!磨いた技術と執念で見た”新たな世界観”

ちくごNews
公開日:2026.09.10

6年目の笹川吉康選手が、8月度『SMBC信託銀行 ファーム月間MVP賞』を受賞しました。

8月は22試合に出場し、いずれも西地区トップとなる打率.287、29安打、4本塁打、15打点という成績を残しました。また、月間9盗塁は同地区2位で、シーズンでは20盗塁に到達しました。

笹川選手は、「初めてなので素直に嬉しいです」と喜びを語りました。

7月に10試合連続安打をマークすると、そのあたりから貫禄を見せ続けました。7月31日からの後半戦は2試合連続マルチ安打に始まり、そのまま驚異の18試合連続安打。

「(連続安打は)1つのモチベーションでしたね」と自身を奮い立たせてきた笹川選手。何度も連続安打がストップしそうな試合はありましたが、最終打席に粘りの一打を見せたり、内野安打をもぎ取ったりと、執念も光りました。技術のみならず、気持ちの面でも、食らいつく力がつきました。

2軍戦であっても、18試合連続安打、スタメン出場時に限れば27試合連続安打とは素晴らしい成績です。笹川選手は、「1番(打者)で打席数が多かったし、2軍なので」と謙遜しましたが、昨年までと違う姿を見せてくれたのは事実。打席で見せたバリエーションや集中力の面でも大きく成長しました。

「新たな世界観というか、前までだったら、調子悪いと全然結果出なかったですし。いいときはめっちゃ出て、悪いときはめっちゃ出ない、みたいな。波が激しかったんですけど、悪い時の対処法みたいなものを覚えたのかな」と笹川選手。

7月には「調子は良くない」と言いながら、4安打した試合もありました。逆方向への安打も増えるなど、追い込まれてからの対応力もつきました。「それだけ続いたから、(対応の仕方も)間違ってはいなかったのかな」と頷きました。

印象に残った豪快な一発

また、球団を通して「8 月はホームランを 4 本打てていますし、連続安打が多かった。調子が良かったり悪かったりと波はあるものの、調子が悪いなりの対応だったりとか、そういう引き出しが出せるようにはなったかなという感じです」とコメントしました。

最も印象に残った試合を、「8月15日の試合で、先頭打者でライトポールに大きいホームランを打ったんですが、それがいいストレス解消ホームランになりました。解消された瞬間でした」と振り返りました。

8月15日の阪神戦(タマスタ筑後)。「1番・右翼」でスタメン出場すると、初回の第1打席でした。2ボールから思いっきりバットを振り抜くと、打球は物凄い速度で右翼の防球ネットに突き刺さりました。自身は反動で左回転し、ゆっくりと一塁方向へ。味方ベンチも驚きの表情を浮かべるほど大きな一発でした。

8月15日阪神戦の初回、先頭打者で本塁打を放った笹川選手

まだまだ発揮しきれていないポテンシャルの塊。荒削りながら、球界屈指のパワーや豪快な打力はすでに誰もが認める若きスラッガー。7、8月の活躍のようにさらに安定感が出てきたら、未来は”鬼に金棒”。月間MVP初受賞は、これからのステップアップに繋がるはずです。

「まだシーズンも 1、2 軍とも終わっていないので、最後までやることをやって、1 軍に呼ばれてもいい準備をして、呼ばれた時にはしっかり貢献できるようにやっていきたいです」と笹川選手はまだまだ戦い続けます。

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Writer /

上杉 あずさ『班長』

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