藤原大翔投手が29日、怪我で離脱後、初めてライブBPに登板しました。打者10人にカーブ、チェンジアップを交えて29球を投じ、安打性の当たりは3本。最速は149キロでした。
藤原投手は「楽しめました。怪我なく終わったんで、それが一番良かったです」と安堵しました。さらに、「感覚はめっちゃ良かった。変化球で空振りもカウントも取れたので、そこが思ったより良かったです」と手応えを感じていました。


高卒3年目右腕は春先から注目を集め、2軍の開幕投手に抜てき。結果を残すと、5月に支配下登録を勝ち取りました。5月13日の西武戦(みずほPayPayドーム)でプロ初登板初先発するも、4回2失点で初黒星。中6日で迎えた20日のオリックス戦(京セラドーム)では、3回途中5失点。翌日、出場選手登録を抹消されました。
すると、肘のコンディション不良でリハビリ組に。「痛みはなかったんですけど、投げた後、腕の筋肉痛みたいなのが抜けなくなって。トレーナーに言ったら、『そこ危ないところ』って言われて病院を受診したんです」。あのまま投げ続けていたら……。
2軍で初めて中6日で先発した後に支配下登録され、そのまま1軍でも中6日で2試合に登板。体重も減り、普段との身体の変化を察知しながらも、目の前の大きなチャンスを逃すわけにはいかない──。必死に食らいつきました。
幸い大事には至りませんでしたが、これからという時に悔しい離脱となってしまったのです。

リハビリ組合流当初は、投げることが出来ない日々にストレスを感じました。「最初はマジで面白くなかったです。今まで投げられないこととかなかったので」と藤原投手。一度、高校時代に腰を痛めたことがありましたが、1週間程のノースローで済みました。4か月もの間、戦列を離れたのは野球人生でも初めての経験でした。
我慢の日々は続きましたが、熱心に取り組んだウエートトレーニングの成果もあり、身体には厚みが出ました。再発防止のため、前腕のトレーニングにも力を入れました。
また、「常に全力で投げていたので、8割の力で投げられるように、リハビリ期間やってきました」と語ります。ライブBPでも力感を抑えながらの投球で、最速149キロ。常時147〜148キロを計測しました。
「復帰した時により良い状態で、っていうのをずっと思いながらやってきました。まずは今日、バッターに投げられて良かった」と藤原投手。問題なければ、10月6日の3軍戦で実戦復帰する予定です。シーズン中の復帰は叶いませんでしたが、悔しさを糧に、右腕は一歩ずつ前進中です。
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